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コラム・弁護士

 
   

わたくしと減量

鈴木 周

2019年1月

弁護士 ・ 鈴木 周

今年の年賀状にも書いたので、ご存知の方も多いとは思うが、わたくしは昨年5月から11月にかけて、「大エット」というべきダイエットを敢行した。冬場、筋トレしながら大量に食べて身体を大きくしたら、5月に76.5sに達し、マッチョというよりむしろ小太りというべき体型になってしまったので、「なるべく筋肉は残して、脂肪をカットしよう。腹筋がきちんと割れるまでやろう。」と決意し、やってみたら11月までかかった、というのが実態である。なので、ダイエットというより、減量と言ったほうが正確で、もっとマニアックには「除脂肪」と言われるものである。

 丁度今年は50歳になるし、細マッチョ選手権のマスターズクラスに出てみようと思っていたので、「いきなりコンテストに向けて減量しても上手くいくか分からないから、いっぺん試しにやってみよう。」と思い立ったわけである。

 で、結局、減量は、カロリー収支をマイナスにしなければならないので(食べるのを減らすか、運動を増やすか)、運動はこれ以上はなかなか増やせないとみて、5月の連休明けから、まず晩御飯の米飯を抜いてみた。おかずとお汁と糖質ゼロのハイボールと発泡酒だけ、という夕食である。朝ごはんも昼ごはんも気持ち少なめにしたところ、1ヶ月で4s減量できた。余分な水分も出て行っただろうから、たぶん実質2sくらいだろうか。この「晩飯からご飯抜き」方式は、割と誰でも簡単に出来るので、お勧めの方法だ。

 2ヶ月目からは、お昼ご飯改革を行った。それまでは、定食、ラーメン、カレーライス等、ごく普通のものを食べていたのを、全てコンビニで済ますことにした。基本は、おにぎり1コ(サケ)、サラダ、野菜の味噌汁、サラダチキン、という構成で、大体これで400kcalとなる。やってみると、デカい肉とお味噌汁があるので割と満足感があるものの、カロリーは普通の昼食の半分しかなく、メロンパン一個よりも少ないくらいで、我々が普段いかに脂と糖質を過剰に採っているかがお分かりになると思う。とくに脂分は1gで9kcalもあるので、とにかく「摂取しない」というのが大事で(揚げ物は絶対食べないとか、肉の脂身はとるとか)、すごく気をつけて生活していると、大体丁度よい程度の摂取量となる。

 これを8月一杯くらいまでやったら、68sまで落ちたが、そこから落ちなくなった。身体が順応して、摂取カロリーと運動とがバランスの取れた状態になったわけである。これでも結構いい体になってはいたのだけれど、「きちんと腹筋割るまで」と決めていたので、さらに落とすことにし、9月からは有酸素運動を取り入れた。わたくしは走るのは嫌いだし筋肉も落ちるので、ウォーキングにした。週に2〜3回、朝起きてご飯を食べる前に家の周りを1時間くらいで歩いてみた。時速6kmで1時間歩くと300kcalを消費するので、脂肪換算では約30gとなり、唐揚げ4つくらいに相当する。決してバカにはできない。とはいえいつも家の周りばかりでは飽きるので、休日などは朝イチの電車で高尾山口まで行って、大勢のハイカーが向う登山道には目もくれず、猛スピードで逆行し、10時30分まで歩いて駅から電車で帰る(家でお昼を作らないといけないため)、ということをよくやった。京王線南平で時間切れ、というパターンが多かった。13kmくらいであろうか。

これで10月終わりには65sになった。春からはマイナス10kgであるが、腹筋は次第に良くなってはきたが、まだキッパリとは割れておらず、「あと2sくらいかなあ」という感じであった。ここで導入したのは、酒抜きと、朝御飯と筋トレ後の糖質制限である。いつもは、朝御飯後に筋トレにいくため、朝御飯は割りとしっかり食べ、トレ後にもエネルギー補充のためにおにぎり等を食べていたのであるが、いずれも必要量のプロテインは飲むものの、ご飯はそれぞれ5口分くらいにしてみた。また、酒抜きは、気合を入れるという意味でも効果大かと思ってやってみたら、便秘がひどくなったので(アルコールは胃腸を活性化させるらしい)、これはかえってよくないと考え、高カロリーのハイボールは止めて、糖質ゼロの発泡酒だけにした。つまみも、小皿に柿の種を少しと、ナッツ類だけである。この頃から、よく、丼飯にフリカケかけて食べる夢とか、柿の種を腹いっぱい食べる夢とか見るようになった。身体が糖質を無意識に求めていたのだろう。しかし、ウナ丼とかご馳走でないのがご愛嬌ではある。

 この最後の2sがキツかった。摂取カロリーが全然足りていないのに、運動はこれまでどおりに行うのだから当然だが、身体にかなり無理がかかったようで、3回くらい低血糖でめまいがして座りこんだりした。一度なんかは、事務所での打ち合わせ時にめまいがきて、地震と勘違いして「お、地震だ! 皆さん落ち着いて!」とか言ったら、揺れてたのは自分だった、というようなこともあって、恥ずかしかった。

減量後

 このようにして、11月終わりまで頑張り、63s台まで落とし、さらにサウナに入って水分を搾り出した11月22日朝の画像がこちらである。体重は丁度マイナス14sの62.5s、ウェストは85cm→73cmとなり、衣類が一斉に合わなくなった(逆よりマシだけど)。今自分で見ても、これは細マッチョというか、むしろなんだか筋肉標本みたいで不気味であり、世の一般的な美観から外れているように思われる。

 ちなみにこの筋肉標本状態は半日しか維持できず、22日夜の豪華中華料理で、すっかり腹筋のカットも緩くなってしまった。ボディビルの人たちが、コンテスト当日にピークをあわせるのに苦労している気持ちが良く分かった。

 年明けの今は、67sとなり、ポチャポチャになりつつあるが、2月一杯までは筋量を増やし、3月から再び減量に入って、6月終わりのコンテストを目指そうと考えている。 

昨年一度限界まで絞ったノウハウを蓄積できたし、春から夏にかけては減量しやすい季節でもあるので、上手くできるのではないかと期待している。やはり経験は大事なものだと、思った次第である。

 

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